ストリートファイターNFTは、ストリートファイターの人気キャラクターが登場するデジタルトレーディングカード。ブロックチェーンの技術によって発行・焼却・所有権などが管理されており、友人同士の送信や外部マーケットで個人間取引ができることが特徴です。(WAXブロックチェーンを利用)
2021/2/19に24時間限定でSiries1のカードパック販売が実施され、現在は二次流通からのみ入手可能。
ストリートファイターと言えばカプコンが開発した格闘ゲームで30年前から続く超大人気シリーズですが、残念ながら今回のセールはおそらく賭博ガチャに該当してしまうことから日本人が参加することはできませんでした。
本記事では、ストリートファイターNFTの概要・遊び方・買い方に加えて【総パック発行数】【既開封数】【転売価格】などこれから参入を考えているひとに向けた情報も記載していきます。
事前の予想通り、セール翌日で既にパック自体が1.5倍以上の価格に吊り上がっています。パック自体・人気カードのキリ番・クラフト素材などの長期保有投資も有効な可能性が高いので、早めにチェックしておきたいですね!
最後には筆者のガチャ開封の結果も書いています。出ました、大人気キャラのレジェンダリー。
予想通りセールは超大人気!ゲームへの適用やシリーズ2のセールが待ち遠しいね!
本記事はRainMaker(@b_sangoku)さんにWAXの使い方など教えていただきながら手順を作成しました。ご協力ありがとうございました!
ストリートファイターNFTとは
ストリートファイターのキャラクターがカードになったものです。カードのデータはブロックチェーン上で管理され、個人間売買が可能。ゲームに利用できるという噂ですが現状では詳細は不明です。
アセットの種類
ストリートファイターNFTには4種類のアセットタイプがあります。
- カードパック
- ビルドカード
- レアカード
- プロモカード
カードパック
カードパック自体がNFTとなっており、開封(Burn)することでビルドカードが手に入ります。
【2021/3/3 追記】開封操作は下記写真の【Unbox】ボタンから実行できます。WAXの操作画面に【Burn】というボタンが存在したため、記載を修正しました。
第一回販売では【Sereas1】として「Standard」「Ultimate」の2種類が販売されました。
ビルドカード
カードパックからのみ排出され、クラフト(Burn)することでレアカードが手に入ります。
レアカード
ビルドカードのクラフトによってのみ発行されます。カードパックには入っていません。レアカードにはパワーというステータスがあります。
レア度は6段階あり、排出される確率が決まっています。
- COMMON:44%
- UNCOMMON:25%
- RARE:15%
- SUPER RARE:10%
- EPIC:5%
- LEGENDARY:1%
全40キャラが存在し、その中で16キャラのみにLEGENDARYカードが実装されています。
ちなみにクラフト画面はこんな感じです。CRAFTボタンを押したらEPIC以上を祈りましょう。
プロモカード
プロモカードはセール以外の特殊な条件で配布されます。リリース前には毎日無料で1枚ずつカードが配布されていました。現状ではクラフトができないコレクションアイテムです。
ファンアイテムとしての人気は凄まじいもので、無料で手に入るアイテムにも関わらずシリアルナンバー1は発行から一週間経たずに10万円で取引が成立しました。ちなみに私は期間中深夜3時0分0秒に連打しまくりましたがどんなに手応えがあっても100番を切ることはムリゲーでした。
ストリートファイターNFTの楽しみ方
現在楽しめるコンテンツは以下の2つ。
- コレクション
- クラフト(合成)
コレクションで楽しむ
ストリートファイターは世界中に熱狂的なファンが存在し、さらに各キャラクターにもコアなファンがついています。そのため、高レアカードだけでなく「若番」「キリ番」にも多きな価値が付きました。
クラフト(合成)で楽しむ
クラフトはレアカードを作りだすための合成作業です。クラフトパターンは以下の2つ。
- ビルドカード×ビルドカード = レアカード
- ビルドカード×レアカード = レアカード(パワー+1)
ビルドカード×ビルドカード = レアカード
ビルドカードを2枚クラフトすることで、同一キャラのレアカードが発行されます。エピック以上が出ることを祈りましょう。使用したビルドカード2枚はバーン(破棄)されます。
ビルドカード×レアカード = レアカード(パワー+1)
元のレアカードよりパワーが1高いカードが発行されます。使用したレアカードとビルドカードはバーンされます。
ここで注意したいのは、単純なパワーアップではなく「バーン」&「発行」であること。つまり、【パワー2のシリアルNo100】が出来上がったときに、それを利用してパワー3を作ると【パワー2のシリアルNo100】はバーンされます。
クラスカード
クラスカードは、パワー5のカードを発行したときに必ず貰える記念カードです。このクラスカードも発行される時点でレア度が決まります。
二次流通マーケットの使い方
現在セールは終了していますが、ATOMIC ASSETSというNFTマーケットでパックやカードを購入することができます。ここでは全NFT「カードパック」「ビルドカード」「レアカード」「プロモカード」が取引可能。
売買するためには通貨「WAX」が必要です。
WAXの手に入れ方
WAXの購入手順を説明します。
WAXアカウントを作成
まずはWAXのHPにアクセスします。
- ページが開いたらまずはWAXアカウントを作成します。SNS連携など好きな方法で登録しましょう。連携するだけで作業は完了です。
WAXの購入
トップ画面右側メニューにある「Buy WAX」を選択すると以下の画面が表示されます。
日本人のクレカは弾かれるみたいなので、ChangeNowを選択します。
ここから購入するWAXの量を指定し、受取先に自分のWAXアドレスを指定。その後、表示されるアドレスに対して支払う分のBTCやETHを送金すれば数分後にWAXアドレスにWAXが入金されます。
自分のWAXアドレスは画面右上の「XXXXX.wam」というユーザ名です。
マーケットでアセットを購入
WAXが残高に反映されればマーケット画面でアセットを購入できます。処理がはやく快適に取引できます。
リリースキャンペーンについて【終了】
リリースを記念して2つのキャンペーンが実施されました。
- ストリートファイターロゴのNFTが15名に当たるキャンペーン【2/23まで】
- 限定キャラプロモカードの配布【終了】
ストリートファイターロゴのNFTが15名に当たるキャンペーン【終了】
抽選で15名にストリートファイターのロゴが当たるキャンペーンを実施中。
日本時間:2021/2/23 02:59 までです。
数分の作業で誰でも参加できます。
こちらからキャンペーンページへ飛ぶと以下の画面が表示されます。
これらを一つクリアするごとに投票券が増えていきます。ツイッターフォローやリツイートなど簡単なものも多いので、できる範囲でやっておくと良いでしょう。テレグラムは参加しているかまでは判定していないってだれかが言っていました。
万が一ロゴが当たったら結構な価値になると思います。
無料でNFTが貰えるキャンペーン【終了】
毎日1枚ずつプロモカードが貰えるキャンペーンです。
本キャンペーンは終了しました。日本時間:2021/2/19 02:59 まで。
最初に配布されたブランカは1ドルを超えて売買されており、価値が付いています。一部の2桁以下の若番やキリ番は既に数百ドルで取引されています。
セールについて
冒頭に記載した通り日本からはセールに参加できませんでした。
セールで販売されるパックの種類と、セール翌日に観測した総発行数・開封数・転売価格を記します。
セール情報
日本時間:2021/2/19 02:00 から24時間限定で販売されました。
海外からアクセスしたセール画面
日本からアクセスしたセール画面
購入方法(参考)
購入方法はクレカのみ。
販売パックの総発行数・開封数・転売価格
販売されるパックは2種類。パックの中身は同じで、入っている枚数だけが違います。
- Standard: 10枚入り $9.99
- Ultimate: 60枚入り $49.99
パックの総発行数
セール期間内に購入された数が総発行数となります。
パックの二次流通価格
レジェンダリークラフトチャレンジをしたくなるので、高くても買っちゃう気持ちはよくわかります。
ちなみに、Ultimateパックの転売価格はセール実施期間中に既に65ドル前後でした。日本人はそれくらいの価格で購入しているはずです。ちなみに取引手数料は合計で10%程度かかる模様。
パックの開封結果
わたしはアルティメイトパックを13パック購入しました。そのうち8パックを開封した結果を晒します。投資額は10万円弱です。
8パック分(480枚)開封・クラフトした結果
今回はレジェンダリーが出る可能性のあるキャラに絞ってクラフトを実施しました。
総ビルドカード数:480枚、クラフト回数97回(ビルドカードを194枚消費)
- レジェンダリー: 1枚(排出確率1%)
- エピック: 7枚(排出確率5%)
- スーパーレア: 12枚(排出確率10%)
- レア: 21枚(排出確率15%)
- アンコモン: 22枚(排出確率25%)
- コモン: 34枚(排出確率44%)
嬉しいことに、全体的にちょっとずつ上振れの結果に。価値が出るのは主にエピック以上ですが、確率通りにレジェが1枚出ただけでも御の字です。
レジェンダリー
3クラフト目でいきなり大人気キャラ春麗のレジェンダリーを引くことができました。非常に番号が若く、大喜び。同カードのシリアルNo39が554ドルで取引されたため、6万円くらいの価値だと思っています。
エピック
エピックカードは8枚出ました。最低18ドルから取引されているので1万円程度にはなりそう。
この中に1枚だけキリ番がありました。キャミーの100番です。
こいつの価値が上がってくれたらいいなぁ。ちなみにクラフトしたら番号が変わってしまうのでこのままにしておきます。
あと春麗をパワー5にしたときに引いたクラスカードもエピックでした。ラッキー!このカードは割とたくさん引かれると思うのであまり期待しすぎず。
未開封・残りのNFT
一応パックも5つ残しています。これがどういう値動きするかには今後注目したいところ。クラフトが思った以上にドキドキするので、開けたい人は多いと思います。
ビルドカードも大量に残っていますが、こちらも今後の動向を監視していきたいと思います。
定期的に値動きチェックを実施
単純なデジタルトレカのファンアイテムがどのような値動きするか興味があるので相場をメモしていこうと思います。たまに本記事を更新していくので、よろしければ覗いてみてください。
ストリートファイタートレカを買うには仮想通貨が必要
ブロックチェーンゲームやNFTに課金する仮想通貨ETH(イーサリアム)を購入するためには仮想通貨取引所の開設が必要です。ここではオススメの取引所を2つに絞って紹介します。
NFTマーケットが始まるコインチェック
まずブロックチェーンゲーマーにオススメなのはコインチェック。
マネックスグループの会社で、金融庁に登録されているため信頼性が高いです。
なぜオススメかというと、まもなくコインチェック上でゲームのNFTを売買することができるNFTマーケットが実装されるからです。既にクリスペなどのBCGが提携を発表済みであり、2020年内のオープンを目指しているとされていたため、まもなくオープンするのではないでしょうか。※NFTマーケットはコインチェックユーザ以外でも利用できる可能性があります
ビットコインブームが来ると新規開設までに時間がかかってしまうので、はやめに登録を済ませておきましょう。
コインチェックの登録方法はこちらの記事で画像を用いてわかりやすく解説しているので是非参考にしてください。
コインチェックは初心者でも操作ミスをしづらい程わかりやすい一方で、ETH(イーサリアム)の売買手数料が大きいという欠点があります。
小さい手数料でアルトコインが購入できるビットバンク
仮想通貨の売買を繰り返す予定がある人は、できる限り手数料が小さい取引所を利用しましょう。
コインチェックは「販売所形式」でコインチェックからETHを購入するため手数料が大きめです。一方、ビットバンクは「取引所形式」で市場からETHを購入できるため、手数料が小さく済みます。取引初心者だと戸惑うかもしれませんが、すぐ慣れるので頑張ってみましょう。
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