2020年8月26日にLINEから衝撃的な発表がありました。
「LINE Blockchain Developers」の発表です。
”8400万人にサービスを展開することができるようになる”とLINEのブロックチェーンを手掛ける林氏は言います。
BITMAX WALLETのローンチやLINKのステーキングサービスを目指すことで日本のブロックチェーンの中心を目指すLINEですが、ブロックチェーンゲームにとってこの大ニュースは今後どのような動きを見せるのでしょうか?
LINE Blockchain について
LINE Blockchain Developersとは
LINE Blockchain Developersは、LINEが独自に開発したブロックチェーンサービスの開発プラットフォームです。
LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVC株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長CEO:林 仁奎、以下「LVC」)とLINE TECH PLUS PTE. LTD.(所在地:シンガポール、代表取締役:イ・ヒウ、以下「LTP」)は、ブロックチェーンサービス開発プラットフォーム「LINE Blockchain Developers」とデジタルアセット管理ウォレット「BITMAX Wallet」の提供を開始いたしましたので、お知らせします。
LINE公式HPニュース
アプリの開発会社はこのプラットフォームを利用することで、開発したサービス内のトークンやアイテムのトランザクションを「LINE Blockchain Explorer」で確認することができたり、スマートコントラクトの知識がなくともサービスとブロックチェーンを連携させることができるなど多くの利点があるようです。
BCGユーザ拡大のチャンス!?
そしてユーザ拡大という目線で見ると以下の文章が非常に気になりました。
「LINE Blockchain Developers」で構築した各サービス内で発行されるトークンを、LINE IDと紐づく「BITMAX Wallet」で管理・連携させることで、LINEのユーザー基盤を活かしたサービスの構築や一部導入も可能となります。
LINE公式HPニュース
あなたもLINEを利用しているとBITMAXの広告が頻繁に飛び込んでくると思います。
BITMAXを一般利用者に広めるにはどうすればよいのか?
その答えのひとつは【ゲームを入り口としたBITMAXへの導線確保】という戦略ではないでしょうか。
もしそうであれば、LINEは全面的にBCGを宣伝してくれるかもしれませんね。
ゲーム内のNFTは発行上限が決まっていることが多く、ユーザ数が拡大するほど先行者利益を得やすい構造です。
無料から始められるものばかりなので、今のうちから触っておくといいことがあるかもしれませんね。
LINE Blockchainに参加する4つのブロックチェーンゲーム
2020年9月30日に発表されたニュースによると、4つのゲームがLINEブロックチェーンに参加することがわかっています。
1. モバイルRPGゲーム「ナイトストーリー」
育成系ブロックチェーンゲームとして既に有名な「ナイトストーリー」が登場。
公式ページ: https://knightstory.page.link/app
ナイト達が剣や鎧を装備してペットと共にモンスターと戦うRPGです。
集めたアイテムで装備を合成し、完成度が高いものやレア度の高いものはゲーム外マーケットで頻繁に売買がされています。
こちらのゲームはサービスがずっと続いている中で新たにLINEブロックチェーンも乗り出す形となります。
暇なときについつい触ってしまうポチポチゲーなので会社員などに受けがよいかもしれません。
現在はタワーディフェンスゲームが追加されたり日々進化を遂げるナイトストーリーですが、今後の動きに注目です。
MMO戦略ゲーム「リーグオブキングダム for LINE Blockchain」
MMO戦略ゲーム「リーグオブキングダム」の日本版がLINE Blickchainで登場。
公式ページ: https://ln.leagueofkingdoms.com/
プレイヤーは王国を作り大陸同士の覇権を争います。
ブロックチェーンを通じて土地の所有権を売買したり選挙権を持ったりと、ブロックチェーン要素満載のこの人気ゲームは10月下旬に発売予定となっています。
実はアプリは既に配信されているのでプレイは可能です。
※ストアで「league of kingdoms」で検索
10月下旬の「発売」で何が起きるのか?
日本ではどのような盛り上がりをみせるのか?
動向を見守りましょう。
コインプッシュゲーム「CryptoDozer」
CryptoDozerはゲームセンタでよく見る「コインを押し出して景品を落とす」系のゲームです。
公式ページ: https://link.cryptodozer.io/
2020年内のリリースを目指しているということですが、おそらく暇なときにサラっとプレイできるものだと思われるのでもしかしたら日本で人気を獲得するかもしれません。
ドロップ率アップのレアドールがある様で、こちらもマーケットでNFTが売買されることとなります。
スポーツゲーム「Crypto Sports(仮称)」
2021年以降のローンチとなるようですが、プロスポーツライセンスを取得するなど本格的なゲームとなることが予測されます。
選手を育成してその選手を取引できるということがわかっています。
アクセルマーク社とオルトプラス社の100%子会社が手掛けるということで非常に楽しみです。
AXEL MARK プレスリリース
以上です。
日本最大級の暗号資産取引所「コインチェック」がNFTマーケットプレイスを公開する話しもあり、BCGがどんどん熱くなっていくのをリアルタイムに感じています。
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