コインチェックがNFTマーケットプレイスを公開予定!マインクラフトのアイテムがNFTに!?

ブロックチェーンゲーム基礎

2020年8月27日に、コインチェックが「独自NFTマーケットプレイスの立ち上げ」を発表しました。

NFTマーケットプレイスとは、BCG(ブロックチェーンゲーム)のアイテムを売買できるゲーム外のマーケットを指します。

これまで非常に限定的であったBCGユーザを拡大する大チャンスです。

コインチェックがマーケットプレイスを持つことで、既に暗号資産に興味があるユーザへリーチできます。
コインチェックアプリは累計ダウンロード数がなんと300万を超えており、BCG界隈への非常に大きなインパクトがありそうですね。

コインチェックの発表では以下の通り言及されています。

2020年度内のサービス提供開始を目指し、本日より「NFTマーケットプレイス」への参加企業の募集を開始いたします。

https://corporate.coincheck.com/2020/08/27/105.html

このニュースはBCGにとってどのような動きを見せるのでしょうか?

また、これまで先行者利益を得やすいといわれるBCGですが、今何に飛びついておくべきなのでしょうか?

NFTマーケットプレイスとは

従来のゲームではドラクエの武器屋や風来のシレンの店のようにゲーム内のアイテムをゲーム内で売買します。当然、ドラクエのステテコパンツを風来のシレンの店で売ることはできませんし、現実世界の友達にロトの剣を売ろうにもカセットを渡すことしかできません。

その点でBCGではアイテムをNFT化できるため、手に入れたレアアイテムを他のゲームで使えるし(*1)、現実世界の知らないだれかにアイテムを売ることができます。

  (*1) 他のゲームで使うためにはコンバート先でもキャラクターデザインが必要であり、すべてのNFTが様々なゲームで利用できるとは限らない

BCGはアイテムをそのNFTを売買するメルカリのような場所が必要となります。

NFTのマーケットはブロックチェーンの仕組みにより安全・安心・即時であることが特徴です。

メルカリ: 購入してから出品者が配送。表示と違うものが届くことや配送遅延など出品者に拠るヒューマンリスクを負う(=出品者の信用情報が必要)

NFTマーケットプレイス: 購入者が購入処理を完了すると同時に商品が手元に届く。表示と違うものが届くことはなく、発送遅延も起こらない。システムが購入者と販売者の処理を担保する(=出品者の信用情報は不要)

取引処理自体の不正はできないが、アイテムの名称やデザインが全く同じ偽物を流通させることは技術的に可能。従って、慣れるまではゲームごとにカテゴライズがされているNFTマーケットを利用しましょう。(後述)

現在日本で流行しているBCGでメジャーなマーケットプレイスは以下の2つがあります。
イメージとしては概ね変わらないでしょう。

OpenSea

OpenSeaは2018年2月から始まった世界的な巨大NFTマーケットです。

ブラウザから利用するときはこちらから

ブラウザからアクセスする際は必ずドメインが「opensea.io」であることを確認してください!!(一度訪問したらブックマークしましょう)
フェイクのページからウォレット連携すると資産を失う可能性があります。

ゲームごとにカテゴライズされていて検索がしやすいです。
日本語対応していないため慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、「最近の取引履歴」でソートして相場を見たり「高い順」「安い順」など様々なフィルタリングができるため非常に重宝します。

カテゴリをクリスペで絞った状態

世界中のゲームやコレクションが提携しているため、出品・取引数が多くあります。
ゲーム外で売買する方がお得なことはよくあるので、損しないためにも必ずチェックしておきましょう。

なお、PCからOpenSeaで売買する場合にはETHのウォレットが必要となりますので、Chrome拡張機能「Meta Mask」の認証が必要です。

スマホからは「GO!WALLET」や「TokenPocket」といったウォレットアプリからOpenSeaが見られます。

以下は、GO!WALLETの画面(アプリはスマホでダウンロード可能)

miime

miimeは日本のメタップスアルファが提供するマーケットプレイスです。

OpenSeaよりもUIが非常に優れています。

さらに、OpenSeaの情報も参照・購入可能なのでこっちで取り扱いがあるゲームはmiimeだけ見ておけばよいでしょう。

カテゴリをsorareで絞った状態

コインチェックがマーケットプレイスを持つことの影響

国内300万ユーザにリーチ

2020年現在で日本国内のBCGアクティブユーザは1万人に満たない状態です。

しかし、日本文化におけるゲームやトレードへの注目を考えるとこの数字は非常に少なく、単純に認知度が低い状態であるといえます。

それが、国内300万ダウンロードを誇るコインチェックアプリのユーザがNFTマーケットの存在を認知したときに同時にBCGへの注目も盛り上がっていくことが容易に想像できます。

「稼げるゲーム」というと怪しい雰囲気しかしませんが、トークン発行の仕組みやBCGのエコシステムの認知度が上がっていくことで抵抗は薄まっていくでしょう。

現在国内で盛り上がっているBCGはベンチャーが失敗を恐れず先陣を切って走っている状態ですが、大手IPがBCGへ参入してくることも続々と発表されていますがマーケットプレイスとの提携は当然していくことと考えられます。

提携ゲーム

世界一売れたマインクラフトなど

出典:コインチェックHP

提携先を募集しているコインチェックは、シンガポールの企業Enjin Pte Ltd.との提携を発表しました。

本連携のもと、Enjinの提供するブロックチェーン資産発行ツール「Enjin Platform」を通じて発行された大人気ゲーム「マインクラフト」で利用可能なNFTを、2020年度内のサービス提供開始を予定している当社のNFTマーケットプレイスにおいて取扱うことを目指します。

引用元:コインチェックHP

マインクラフトは2019年に世界で最も売れたゲームになるなど世界で最も注目されているゲームの一つです。

Wikiはこちら

Enjin Platformで発行されるNFTはマインクラフト以外にも多数発表されるはずですので、期待が高まります。

だれも気が付いていない市場に活路を見出す

出典:コインチェックプレゼン資料

上記コインチェックの発表にあるとおり、NFT市場はこれから伸びることが期待される領域であり、逆に言えばまだ世間で認知がされていない状態であるといえます。

BCGのアセット価格は世間の認知度・注目に応じて左右されると考えられますので、認知度の少ない今は非常に重要な時期なのかもしれません。

今後も情報をしっかり追っていきましょう!

コインチェックの取引口座開設方法

これからの仮想通貨の盛り上がり具合によっては、新規にコインチェック口座を開設したい人が殺到して開設までに時間がかかってしまう可能性があります。
非常に簡単ですので、口座を持っていない場合は開設だけしておくことをオススメします。

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コインチェック

口座開設の際には、販売所と取引所の違いも理解しておきましょう。

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