こんにちは、アクシーどはまり中のYUU(@YUU_GamingLabo)です!
アクシーでは一か月のシーズン期間と約2週間のオフ期間が繰り返され、2021/3/8までシーズン15が開催されました。
シーズン14以降、賞金はアクシーのガバナンストークン【AXS(アクシーコイン)】で支払われています。シーズン終了時点のAXS価格は283円。上位200位が賞金圏内で、1位には500AXS(約14万円)が配られました。
盛り上がりをみせる対人戦アリーナですが、定期的にスキル調整が実施される中どのような個体が活躍したのか?100位以内で対戦しまくったプレイヤーの目線で環境を詳しく考察していきたいと思います。
また、オマケとして最後にYUUが今季でどれだけのトークンを獲得できたのかも記載しています。(結論としては、毎日デイリークエストをしっかり消化してた方がSLPを入手できていました)
強い構成を参考にしてアリーナをたのしもう!!
シーズン14との環境差異
シーズン14が終わった後に様々な環境調整が実施されました。主な調整内容は以下の通り。
- 回復系スキルを全体的に強化
- エナジスティール・エナジーゲイン系スキルを全体的に弱体化
- アクアクラスの強カード4枚を弱体化
- 毒のダメージを3→2に弱体化
- クリティカル発生率低下
- クラスボーナスが15%→10%
調整により回復が相当強くなりました。エナジーコントロールは依然強すぎる印象。アクアも強い。毒33%減は大きすぎたのか、Yamチームはだいぶ減りました。クリティカル発生率が低下した中でも、モラルが高いビーストはだいぶクリティカル出てました。
また、クラスボーナスが15%→10%に変化したことで、本体クラスに拘らずスキルカードを選べるようになり新たな個体も。おもしろかったのは、POST FIGHT(Bird・0コスト140ダメージ&最大体力値の30%自傷)とANEMONE2枚(Aqua・ANEMONEの数×50回復)を組み合わせて後衛から自傷攻撃&回復しまくってくるやつなど。発想を飛ばして最強の個体をブリードで産み出すのもアクシーの醍醐味ですね。
次のカード調整はどのようになるのでしょうか?
全ランク帯を通じて強いスキルが対象になるか、もしくは最上位帯で暗躍しまくったスキルが対象になるかは気になるところです。
全ランク帯の総合的な分析
まずは全ランク帯の総合的な数値を見てみます。データはAxieZoneで見られます。
本体クラスの分布を見ると、プラントが圧倒的に多く、ビースト・バード・アクアと続きます。パーツクラスも概ね同じですが、ビースト・レプタイル・バグクラスのカードは本体と違うクラスでもよく使われているようです。
例えば、バグクラスカードのLEAF BUG(0コスト・プラントカードと同時に使うとエナジーゲイン)を前衛プラントと合わせて使う個体が非常に多くいました。
勝率を見るとバード個体が一番高いです。上位帯ではバードは攻撃が単調になりがちなことからほとんど見なかったため、全ランク帯で同じ勝率ではないようです。
こちらはスキルカード別の勝率ランキングです。全体で見た時のオススメスキルランキングともいえます。
1位と2位に位置付けているビーストのRONIN+IMP(確定クリティカル+クリティカルでエナジーゲイン)コンボは全環境で猛威をふるいました。
3位4位の前衛スキルSeriousはエナジースティールの王道として活躍。Carrotは70ダメージを与えたうえで、シールドが壊れるとエナジーを回復するため実質無料で使えるためやはり安定感があります。
5位の後衛バードスキルLittleowlは一撃で後衛を落とすために使われておりバード必須級スキルです。PostFight(0コス140ダメ)と組み合わせると環境最強クラスになりますが、非常に高値です。
トップ10のチーム考察
今回は約3万人が参加したシーズン15でトップ10にランクインした強豪プレイヤー達がメインで使っていた構成を見てみます。
前衛プラント採用率90%
前衛には10人中9人がプラントを採用。
また、前衛プラント+アタッカーアクア2匹の構成が60%を占めるという偏った環境だったことがわかりました。
前衛はHPが高いプラントクラスが使わています。しかもそのうちSerious(コンボでエナジースティール)・CACTUS(遅く攻撃するとダメージアップ)・PUMPKIN(110シールド)・CARROT(実質無料)ばかり。このセットが大量生産されて格安で入手できたことも悪さの原因でした。
アタッカーは、アクアに攻撃3枚+0コスト1枚を混ぜた個体がほとんど。次いで妨害レプタイル、一撃必殺バードがいました。
一方、ビースト・バグ・ダスク・メカ・ドーンがいません。
おもしろいのはビーストで、全環境で猛威をふるっている印象だがトップ10では採用されていないことがわかりました。
トップ10の構成
では1位から10位までを順番に、簡単な考察を加えながら構成を見ていきます。デッキ名は勝手に名付けています。
1位:遅延Yamデッキ(プラント・アクア・アクア)
意外なことに1位のHAM89さんは弱体化されたYamを2枚採用した遅延Yamデッキ。回復プラント2体を前に据えて試合を長引かせて、ひたすら毒を与え続けるスタイルです。前衛がやられそうな時には後衛のEggshell(攻撃対象を自分に移す)で延命したり、Seriousで4エナジー貯めたらSHRIMP(一番遠い敵をターゲットにする)で後衛がシールドを使わざるを得ないプレッシャーをかけてきます。また、毒は1アクションごとに2×毒重複回数のダメージを与える効果ですが、アクアにビーストクラスのFurball(3回攻撃)を付けることで1回の攻撃で3回分の毒を与え続けます。やばすぎ君。
(追記)ランカーのセイジさんに教えていただいたところによると、このアクアにはバードパーツが一つ混じっていることで同速のフルアクアより早く動けるようになっていることがポイントとのこと。ここまで作りこまれていると納得の1位という気がします。
2位:0コス入りゴリ押しデッキ(プラント・アクア・アクア)
環境最強個体を詰め込んだデッキ。Serious(エナジースティール・プラントの伸ばし棒みたいな口が持つスキル)を入れたプラントは、1ターン目にSerious+何かの2エナジーのみを出す戦術の人が大変多くいました。相手が動かなかった場合に優位に立てるからでしょうか。プラントの場合、パーツ全てをプラントクラスのカードで揃えることでスピード31(最遅)となるためCACTUS(遅く行動するとダメージ増)が活躍します。こちらの方はアクアクラスに高攻撃力3枚+0コスNIMOを2体採用しており、ダメージレースというよりは少し長期戦まで見据えた構成であることが特徴です。
3位:0コス入りゴリ押しデッキ(プラント・アクア・アクア)
前衛のプラントは、尻尾の唐辛子(相手の口スキルを封印)を採用することで相手のSeriousを封印できることが強いポイント。また、アクアは攻撃スキルだけでなくシールド(背中のボール)やバードクラスの赤いトサカ(0コス・自分の攻撃+/40シールド)を付けていることが特徴です。
4位:鬼才デッキ(アクア・アクア・レプタイル)
この構成がなぜ強いのか凡人には理解できませんが、勝率63%という驚異の勝率を誇ります。レプタイル定番のTINY TURTLE(3コンボで相手をスタン)を入れる場合は0コススキルと合わせて2コスでスタンを発動させるのが最強と思っていました。しかもモラルが最低水準であるアクアにDualBrade(クリティカルで250%ダメ)を両方つけておりもはや理解できません。変態さんです。
5位:0コス入りゴリ押しデッキ(プラント・アクア・アクア)
ほぼ3位と同じ構成。強すぎさん。
6位:0コス入りゴリ押しデッキ(プラント・アクア・アクア)
ほぼ3位と同じ構成。強すぎさん。
7位:0コス入りゴリ押しデッキ(プラント・アクア・アクア)
ほぼ3位と同じ構成。(5位と同じ)強すぎさん。
8位:心理戦スタンデッキ(プラント・レプタイル・レプタイル)
こちらは前衛にYam(毒)とLeafBug(プラントカードとコンボでエナジーゲイン)を付けたタイプで、後衛はスタン祭りの害悪レプタイル。一本角が生えているレプタイルには背中の0コス棘カードを混ぜたTINY TURTLE(3コンボで相手をスタン)、カタツムリのレプタイルには0コス頭カードを混ぜたTINY TURTLE(3コンボで相手をスタン)・頭でデバフを掛けて尻尾(デバフ相手に大ダメージ)火力・シールド破壊されると相手をスタンさせるカタツムリを混ぜた心理戦向けデッキ。相手にする場合、スタンを解消させるためには0コスカードが必須となります。
9位:バックドアデッキ(プラント・アクア・バード)
前衛には王道プラントを据えて、アタッカー2体はバックドア(後衛狙い)スキルを持ったタイプ。特にバードは初手さえ良ければ相手の最速の個体を1ターンで落とせるので自分も相手も割と運要素が強いです。中衛のアクアが持つ背中の棘は待機中の個体をターゲットにするため、こちらも4コストが溜まったら後衛を刺せます。心理戦が得意な場合は非常に楽しそう。
10位:超火力デッキ(プラント・アクア・アクア)
前衛プラントはSeriousではなくレプタイルクラスのTINY TURTLEを採用しているため、エナジースティールが一枚も無いことが最大の特徴。中衛アクアは0コス無しの火力カード4枚で、後衛アクアの頭にあるヒトデが相手のラストスタンドを封じるスキルであるため、モラルが高い構成には非常に強く出られます。
トップ10の構成紹介は以上です。
(参考)シーズン報酬
シーズン15でアリーナをプレイしまくった結果をメモしておきます。
【今シーズンのアリーナ報酬:約4万円相当】
- 最終順位:38位
- 賞金:60AXS(≒1.7万円)
- シーズン中PvP報酬:4,000SLP+(≒2.3万円・430勝)
※SLP価格:5.8円、AXS価格:283円(2021/3/8時点)
これとは別にデイリー報酬があるのですが、わたしはPvEはサボり続けていたのでデイリー報酬はあまり獲得できていません。従って、毎日デイリーミッションをクリアし続けて約200SLP/日を積み重ねていたひとよりもSLP報酬は少ない結果となりました。
(参考)YUUの構成と考えていたこと
今季も手持ちのバグチームで挑みました。今回過去最高順位である38位に入れた理由は、間違いなくプレイスキルの練度が上がったことに一因があります。
このチームの特徴は以下の3つ
- 全員頭にアンテナ(同一ラウンド内で2枚以上チェーンするとエナジースティール)持ち
- 相手を行動不能にするスキルが多い
- バグクラスは高モラルなので死亡時にラストスタンドに入りやすい
基本戦術は「相手を行動不能にする」「自分か相手の先頭をラストスタンドに入れる」を繰り返して相手にパスを強制し、そのタイミングでエナジースティールを打つ。単純にこれの繰り返しです。特に自分か相手の先頭がラストスタンド中は相手がパスする確率が非常に高いため、どれだけ自分と相手をラストスタンドに入れるかを研究しました。
その結果、コンボ時・1枚出し時に自分が対象の各クラスに与えるダメージ量を1単位で把握することで相手のラストスタンドを誘発できるようになり、逆に自分をラストスタンドに入れるテクニックが飛躍的に上がりました。
また、対戦をやりすぎて相手の外見を見ただけでスキルカード12枚を把握できる特殊能力も身に付き、時短で回せたことも良かったです。
以上です!
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一方で、コインチェックでは販売所しかないためETH(イーサリアム)の売買手数料が大きいという欠点があります。
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仮想通貨の売買を繰り返す予定がある人は、できる限り手数料が小さい取引所を利用しましょう。
コインチェックは「販売所形式」でコインチェックからETHを購入するため手数料が大きめです。一方、ビットバンクは「取引所形式」で市場からETHを購入できるため、手数料が小さく済みます。取引初心者だと戸惑うかもしれませんが、すぐ慣れるので頑張ってみましょう。
SLP・AXSの取引方法
SLPやAXSの取引はバイナンスがオススメです。UNISWAPなどDEXでも交換可能です。
バイナンスを利用して取引
SLPやAXSは海外取引所バイナンスに上場しています。投資目的などで売買手数料を抑えたい場合はバイナンスを利用する方が有利です。また、バイナンスにはザ・サンドボックスのSAND・F1®DeltaTimeのREVVも上場されています。
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