こんにちは、クリスペプレイヤーのYUU(@YUU_GamingLabo)です。
クリスペを始めたときに初心者がまず乗り越えなければいけないのが【キーカードを知る】【カードの効果を覚える】という途方もない壁です。
これ、相当しんどいですよね。
でも安心してください。クリスペのブロンズデッキでは幸か不幸かキーカードがある程度定まっているため全部のカードを覚えきる必要はあまりありません。
本記事では、初心者向けに以下の内容を紹介します。
- デッキ構築の基本的な考え方
- ブロンズデッキ構築のポイント
- ブロンズデッキの構築例
後半ではだれでも組めるブロンズデッキのサンプルを紹介するよ!まずは真似して慣れてみよう!
☆2021年3月時点の情報を元に記載していることにご注意ください
デッキ構築の基本的な考え方
まずはクリスペの基本的な特徴・考え方を抑えておきましょう。
序盤は盤面を取れると有利
「盤面を取る」とは、場にモンスターカードを相手より多く配置することで優位に立つことを指します。
クリスペでは全体除去カードがあまり多くないため、一度盤面を取られると戦況をひっくり返すことが難しくなります。従って、特に序盤では【相手に盤面を取らせない】【自分が盤面を取る】ことを意識していきましょう。
フェンサーのような「相手を除去しつつ配置」できるブロンズカードはレジェンドカード保有者にも幅広く使われます。
同様に、長く盤面に生き残るカードが好まれます。例えば2コストの「攻撃力3.体力2」「攻撃力2/体力3」ではヘルスが高い「攻撃力2/体力3」がよく採用されます。
各マナコストの基本スタッツを覚えよう
基本となるスタッツは中立で効果を持たないカード(バニラと呼ばれる)を参考にしましょう。各マナコストの基本スタッツは以下の通り。(例:1/1 = 攻撃力1/ヘルス1)
- 0コスト:1/1 スケルトン等
- 1コスト:2/2 ゴブリン
- 2コスト:2/3 ホルス、3/2 キュクロープス
- 3コスト:2/5 トンネルクレン、4/3 翠緑の翼竜
- 4コスト:4/5 ロストアイルの怪鳥、5/4 武装するキュクロープス
各カードは、この基本スタッツをベースとして「メリット効果があるとスタッツがマイナス」「デメリット効果があるとスタッツがプラス」される傾向にあります。
マナカーブを意識しよう
カードゲームの基本的なデッキ構築の考え方に「マナカーブ」というものがあります。簡単に言えば、デッキを構成するカードのマナコストの分配で、デッキ構築画面で確認できます。(上図)
マナカーブは対戦中に毎ターン増えていくマナを効率よく使用するために意識するもので、例えば偶数カードだらけになると奇数ターン(最大マナ1,3等)にマナを残してしまうことが多くなります。
単発ではなく、何回も対戦を繰り返していくことを想定して効率よくマナを利用できる確率を上げるとよいでしょう。
また、同様に相手の場へ影響を与えるようなスペルや効果モンスターは相手の場が空だと出せないというある種の制約があるため入れすぎには注意が必要です。例えば、デッキに入れるスペルカードは4~6枚など、自分なりの目安を持っておくと構築を改善しやすくなります。
基本は15種類×2枚で構築
基本的な考え方ですが、まずは15種類×2枚の合計30枚でデッキを構築するのがオススメ。
あくまでも筆者の考えですが、特定のカードをケアしたくて1枚刺しをしても該当のカードを引く確率が下がってしまうのであれば効果は薄いと思います。また、デッキから外したいカードがあれば思い切って2枚とも他のカードに入れ替える方が改善点が見つけやすいです。とはいえ、このあたりは賛否両論あると思いますので、慣れてきたら色々試してみてください。
カードドローは強力な効果
手札の数が少ないと以下のデメリットがあります。
- マナコストを効率的に使えない可能性が高くなる
- 相手がキーカードを警戒せずに大胆に攻められる
例えば最大7マナの時に手札が1枚の場合、7マナをうまく使える可能性は低いでしょう。
まずは【手札の数が少ない=不利】と考えて良さそうです。逆に、手札が多いだけで相手は様々なコンボを警戒することになるため、プレッシャーを与えることもできます。
クリスペでは序盤の盤面が大切であることを紹介しましたが、そのことからデッキに低コストカードを多く入れる場面が多いためどんどんカードを切っていくことが多くあります。(4ターン目に2,1,1マナと3枚切ると手札は一気に減ります)
デッキにはドロー効果を持つカード(ドローソース)を意識して採用しましょう。また、相手にドローさせる効果は大きなデメリットとして考えられています。
ブロンズカードでは「パンダの釣り師」「大魔術師」がよく採用されます。
0コストはカードパワーが弱い
クリスペの0コストカードは基本的にすぐ除去されてしまうため、手札枚数を減らすだけになってしまうことがよくあります。そのため、通常のデッキではあまり採用されません。
デッキに入れるとしたらコンセプトを絞ったデッキとなるでしょう。例えば「0コスト/0/2/前衛/天使族」のティンカーベルは、白文明の天使属性に寄せたデッキでよく採用されます。天使属を強化するルナヘブンとのコンボを狙うなど、明確な用途がある場合には0コストカードの採用を考えても良いでしょう。
唯一「ロック鳥の卵」だけは色々な場面で採用されます。これは死亡時にカードを1枚引くことができ、疑似的な「1枚交換」カードです。2枚混ぜると「実質28枚のデッキ」に近づくため、レジェンドカードやコンボのキーカードを手札に入れたい場合によく採用されます。
欠点は、場に出してからドローできる(死亡時)までにタイムラグがあり1ターン動きが遅れることです。
コンセプトデッキを作ろう
各文明には象徴となるタイプ(種族)が存在します。例えば赤文明には「全てのソルジャーを+2/0する」というカードがあるように、特化の強化カードを有利に働かせるためのデッキを作るのも良いでしょう。
各文明で作れる種族特化デッキは以下の通り。(レジェンドカードの種族に対応するケースが多い)青字はブロンズでもサポートカードが1枚以上存在するものです。
- 赤:ソルジャー/ドラゴン
- 青:魔法使い
- 緑:フェアリー/ビースト
- 白:天使/ソルジャー
- 黒:悪魔/天使
他には、各リーダーのCS(クリプトスペル)に応じたコンセプトデッキを組めるケースがあります。
代表的なCS特化デッキは以下の通り。ここではブロンズCSの範囲で紹介します。青字は初期から使えるCSです。
- リッチ墓地肥やし(黒):リッチの呪詛
- ジークフリート反撃*1(白):ジークフリートの護法
- ジークフリートソルジャー(白):ジークフリートの威光
- リュラ偶数*2(緑):リュラの聖典、リュラの息吹、リュラの竜化
- アミル天使(黒):アミルの怪物
*1:反撃はライフが10以下で発動
*2:偶数コストのカードとシナジーがある効果
その他では青文明の「ボトル特化デッキ」などが存在します。
ブロンズデッキ構築のポイント
まずは、ブロンズ環境でどのデッキタイプでも一定の活躍が見込めるカードを紹介します。
このあたりはレジェンド級の構築でも頻繁に採用されるほど汎用性が高いため、慣れるまではこれらを中心に構築すると良いでしょう。
ゴブリン・大魔術師・ホルスは1~2ターン目で出せると非常に有利な試合展開を作れます。フェンサー・竜騎士バロンは盤面優位を取り戻すために採用。ホルスの門番で中盤のテンポを繋ぎ、最後の一押しに疾走の竜騎士バロンが活躍します。
ブロンズ環境ではキーカードがいくつか存在しますが、その中でも最も警戒したいのが青文明の「アーケロン」。
ブロンズ環境では非常に強力な壁となり、勝敗を左右することが多くあります。高火力のスペルカードや「隠れる者 ヴァレン」(攻撃力4以下のユニット1体を破壊する)などの壁破壊カードが有効です。
ブロンズデッキの構築例サンプル
各文明ごとに、初期デッキとしてオススメの構築を紹介します。
余談ですが、筆者は最近「Gods unchained」という海外のカードゲームを始めてみたのですが、英語かつカードプールが豊富で何を使えば良いのか全くわからず困ったという経験があります。より良い構築にしようと全カードの効果を読むことから始めるのは苦行でした。
あくまでもサンプル的に「何も情報がないよりはマシ」というレベルの紹介となりますが、参考になれば幸いです。これをベースに慣れてきたら好みで入れ替えてみてください。
赤文明
クリプトスペルはどれも便利なので好きなものを使いましょう。
赤文明は相手のHPを削る短期決戦が得意。ユニットを並べる→伏兵で強化というコンボが強力です。うまく相手の攻撃をかわしながらガンガン相手のHPを削って勝利しましょう。また、除去カードの「魔炎」「火焔術~煉獄~」は盤面を返すのに有効です。
青文明
クリプトスペルは7コストの「シーラの激流」を想定。他のCSを使う場合は大魔術師などドローソースを追加してみてください。
青文明は相手ユニットの除去が得意。青のボトルや「氾濫する魔力」でユニットを捌き、前衛ユニットで長期戦に持ち込み、相手の手札が切れたところで攻め落とします。このデッキでは7ターン目にシーラの激流で大量の手札補充が見込めるため、6ターン目まで手札を積極的に使っていけることが強みです。
緑文明
クリプトスペルは2コストの「アルベリッヒの妖精」を想定。
緑文明はユニットをたくさん並べて盤面を優位に進めることが得意。ユニットを並べる→遠吠えで強化というコンボが強力です。このサンプルデッキはフェアリー族寄せのコンセプトデッキとなっており、「ツタの精霊」「妖精の巨大化」を有効に使うことが鍵となります。
他にも、「聖域のエルフ」「トンネル・クレン」以外のフェアリーカードをスタッツが高いカードと入れ替えて「アルベリッヒの倍化」で奇襲するデッキも使いやすくオススメです。
白文明
クリプトスペルは2コストの「オクの守護」を想定。
白文明は最大マナコストを増やして大型のユニットを早く出すことが得意。マリガンで「月光」「義賊団の団員」を探し、序盤からマナを加速させていきましょう。また、「太陽の加護」+「騎士の誇り」コンボで一気に強力なユニットを作ることで奇襲を掛けることもできます。
しかし、いずれも運要素が強いため白文明のブロンズデッキで安定して勝つのは難しいのが現状です。
黒文明
クリプトスペルは3コストの「リッチの吸命」を想定。2コストの「リッチの瘴気」も便利です。
黒文明は相手のユニットを弱体化させるのが得意。ユニットやスペルで相手が作った盤面を処理し、長期戦に持ち込みましょう。このデッキではフィニッシャーがなく、明確な勝ち筋が見えづらいところがあります。どれだけ相手のプランを崩せるかがポイントとなるため、できるだけ相手にユニットを並ばせてから「死霊の導き」「感染の悪魔」で戦況を覆すことを目指しましょう。
以上です。ブロンズ限定の大会は最近増えてきていますので、是非腕を磨いて積極的に挑戦してみてください!
クリスペの序盤の進め方はこちらの記事にまとめています。
NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)ではETHを利用
多くのNFTゲームではイーサリアムというブロックチェーンが利用されるため、課金には仮想通貨「ETH」を使います。また、イーサリアムを購入するためには仮想通貨取引所の開設が必要です。ここではオススメの取引所を2つに絞って紹介します。
NFTマーケットが始まるコインチェック
まずオススメなのはコインチェック。マネックスグループの会社で、金融庁に登録されており信頼性が高いです。
なぜオススメかというと、まもなくコインチェック上でゲームのNFTを売買することができるNFTマーケットが実装されるからです。既にクリスペなどのゲームが提携を発表済みであり、2021/3/24からβ版が開始されます。
コインチェックはアプリが非常に使いやすく操作ミスをしづらいというメリットがある一方で、ETH(イーサリアム)の売買手数料が大きいというデメリットがあります。
小さい手数料でアルトコインが購入できるビットバンク
アイテムの購入以外にも仮想通貨の売買を繰り返す予定がある人は、できる限り手数料が小さい取引所を利用しましょう。
コインチェックは「販売所形式」でコインチェックから直接ETHを購入するため一定の手数料が掛かります。一方、ビットバンクは「取引所形式」で市場からETHを購入できるため、手数料が小さく済みます。取引初心者だと取引画面に戸惑うかもしれませんが、すぐ慣れるので頑張ってみましょう。
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